アムール・デュ・ショコラを代表するブランドの一つで、辻口氏が展開するブランドをまとめた総称と認識しています。
2023年は、〈フォルテシモ アッシュ〉〈ル ショコラ ドゥ アッシュ〉〈和楽紅屋〉の3ブランドを展開。以前は、イートインで〈フェーヴ〉も展開していたのですが、2023年では出会えませんでした。
それでは、購入商品のレビューに参ります。なお、ブランド区別は、会場ブースで入手したカタログを参考に分類しています。
フォルテシモ アッシュ
王冠カヌレ(さつまいも・ホワイトカカオ)
王冠カヌレ(さつまいも・ホワイトカカオ)1,001円
こちらの王冠カヌレは、1月限定の味になります。2月には、さつまいも→ピスタチオとなります。
両カヌレに共通するのは、外カリッ 中フワッという食感。あまりカヌレを食べてこなかったので「これがカヌレなのか・・・」と感心しながら食べていました。
- さつまいも
上に乗っているのがキャラメルクリームで、カヌレ本体はさつまいもをしっかり感じる生地でした。
- ホワイトカカオ
クリームの上に乗っているナッツは、スパイシーさを感じるもの。重くなく、しっかりとカカオを感じる味。チョコレーダーは次の通り。
生トリュフ(あまおう)
生トリュフ(あまおう)1,801円
大人気の生トリュフから、今年はあまおう苺と抹茶が追加。1日限定50個と競争も激しい商品。(入手時の注意後述)
苺が使われたチョコレート商品は、大きく甘い系とすっぱい系の二系統に分けられますが、こちらは甘めな味付けになっています。ベースにはホワイトチョコレートが使用されています。
甘めな味付けなだけでなく、後味はサッパリ。何個でもバクバクいけるほど危険な商品です。
ホワイトチョコレートは苦手なのですが、そんな私でも「美味い!」と思えるものです。
これが断面で、黄色の円で囲んだところにチョコレート(ホワイトベースのあまおう苺味)がぎっしり詰まっており、中が生クリームになっています。
入手時の注意
2023年アムールの1月の段階では、アッシュには大きく3つの列がありました。
- 多くの商品を購入できる列と、そのワープ列
- 王冠カヌレを購入できる列
- 時間ごとに始まる限定商品の待機列
生トリュフ(あまおう苺・抹茶)をはじめとした限定商品は、3の待機列に早くから並ぶ必要があります。他の列では購入できません。
なお、列形成はイベントを進行していく中で、会場スタッフの捌き力の向上と共に随時変更されていく可能性があります。アッシュのブース近くのスタッフに聞くことが確実です。
生チョコロール
生チョコロール 2,001円
外のスポンジはふわふわ。中心の生チョコは、ビター寄りのミルクチョコ。
クリームは甘めなので、全体として甘さが突出することも、苦味が突出することもありません。
よって、食べられる方は非常に幅広いのではないでしょうか。
また、食後は後を引かず、驚くほどスッと終わって余韻を楽しむことができます。
ル ショコラ ドゥ アッシュ
ハッサンダ(ホワイトカカオ)
ハッサンダ(ホワイトカカオ)2,601円
ホワイトカカオクリームの中に、ヘーゼルナッツのプラリネが入っています。
とてもナッティーな味わい。ナッツ系が好きならオススメ。苦手ならやめたほうがいいです。
テリーヌ ドゥ ショコラ(タンザニア)
テリーヌ ドゥ ショコラ(タンザニア)3,401円
1~2cmにスライスすることをすすめられたので、そのようにしました。
<冷たい状態での味>
食感は滑らか。濃厚なカカオ感をずっしり味わうことができます。
ただ思いだけでなく、フルーティーさを感じることもできます。このフルーティーさは、ピンクグレープフルーツリキュールからくるものかと思われます。
人によっては、リキュールやカカオの風味に多少トゲを感じる方もいるかもしれません。
<温めた状態での味>
何度か試してみた結果、500W電子レンジであれば5~7秒が適度に温かく柔らかくなります。
10秒は画像右のように形が崩れてドロドロの液状に近くなります。
これはもはやテリーヌではなく、チョコレートドリンクのような状態です。
見た目は損なわれますが、10秒程度で味は落ちません。そこはご安心ください。溶けても美味しい。
冷たい状態、温かい状態、どちらも非常に濃厚でフルーティーなカカオを感じるテリーヌです。
温度の違いは、カカオのパンチの違いです。気分に合わせて楽しめる一品。
和楽紅屋
チョコレート羊羹(かさね)
チョコレート羊羹(かさね)3,240円
このチョコレート羊羹は、あわせ・かさね・抹茶かさねの3種。
羊羹とショコラの融合
和楽紅屋のフライヤー(ブースで入手)
テリーヌのような深みのある味わいと口溶けを愉しむ新感覚和スイーツ
かさねなら、別々の味わいと口の中のマリアージュの両方が楽しめると思い選択しました。
上と下の羊羹部分は、甘すぎず小豆が主張しすぎない控えめな味わい。
真ん中のチョコ部分は、ビター寄り。
まとめて食べると、小豆とチョコの味が分離することなく混ざり合い、非常に上品な味わいに。
これだけ絶妙なバランスのものを食べてしまったので、他の2品(あわせ・抹茶かさね)を買わなかったことを後悔。
当日の販売スケジュール
こちらは、会場のアッシュブースにて掲示されていたものです。
このような販売スケジュールは、残念ながらタカシマヤから配布されるパンフレットには掲載されておりません。
情報の入手には、会場ブースが確実となります。
また、辻口氏のインスタグラムで小出しの情報を発信していることがあります。
こちらもチェックすることで事前にある程度の情報を得ることができます。
複数日かけてイベントに参加できる場合は、その参加回数で補うことが可能ですが、1・2回しか行けない場合は、可能な限り情報を収集して臨みたいですね。
コメント