今年のカタログでビビッときた商品「白くないけどホワイトカカオ」。
まずは、こちらを販売している久遠チョコレートについて。
久遠チョコレート
2003年から愛知県豊橋市で障害者雇用の促進と低工賃からの脱却を目的とするパン工房(花園パン工房ラ・バルカ)を開業した夏目浩次氏が、2014年からスタートしたチョコレート事業。
余計な油を使わない・オーガニック・フェアトレードと大事にしているブランドです。
また、トップショコラティエ野口和男氏を迎えて商品開発をしているようです。
おまたせしました。ホワイトカカオのレビューに参ります。
白くないけどホワイトカカオ
白くないけどホワイトカカオ(9個入) 3,240円
1月17日購入 賞味期限1月26日
シンプルでわかりやすいタイトル。しかし中の箱のデザインは
黒の箱にシルバー。花をあしらった美しいデザインです。中を開けるとそのままチョコレートが出てきます。
はい。そのままです。賞味期限も購入から9日間と短いので、大量に購入されるかたは要注意です。
思っていたよりもしっかりと硬さがあるので、フォークで容器から取り出すときにかたちが崩れるということはありませんでした。
写真からわかるように2層仕立てです。上が生チョコレート、下がフィアンティーヌ(※1)、表面全体にはココアパウダーがあります。
いくつかホワイトカカオを使用した商品は食べていますが、この商品はホワイトカカオ本来の甘みがすごく分かりやすい商品ではないかと感じました。
また、フィアンティーヌが良い仕事をしますね。サクサクの食感がアクセントとなり、噛んでいてとても楽しかったです。
口に含んだ瞬間は、かなり苦味を感じる生チョコレートです。ビター苦手な方にはきっと厳しいレベルに苦いです。
しかし!!!不思議なのはここから。
チョコレートの苦味って結構口の中で尾を引くことが多い印象ですが、なんとこの久遠の生チョコレートはその苦味がすっと消えていったのです。
なぜこの苦味が消えていったのでしょうか。MTCオイル(※2)が関係しているのでしょうか・・・
ふしぎ!!!
※1 フィアンティーヌとは?
パティシエWikiより
フィアンティーヌは、フランス語で「薄く焼いた」を意味する。
パイ生地または卵と小麦粉で作ったクレープ生地を薄く伸ばして焼いたもの。仕上げにグラニュー糖をまぶして香ばしく焼き、細かく砕いたもの。アシェットデセールやボンボンショコラのセンターなど食感のアクセントとして使われることが多い。
※2 MTCオイルとは?
中鎖脂肪酸(Mediam Chain Triglyceride)のこと。ヤシ科の植物に含まれる成分。
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