【2022年版】Toshi Yoroizuka〈トシ・ヨロイヅカ〉【アムール・デュ・ショコラ】

トシ・ヨロイヅカ

アムールではお馴染みの顔ぶれになるブランドです。毎年デッパッタというパウンドケーキや、ファーム素材を用いた素晴らしい商品でショーウインドウを飾っています。
アムール期間中、滞在ホテルから鎧塚氏自らインスタライブをやっていました。写真からは想像つかない面白いキャラクターでした。

トシ・ヨロイヅカについて

Toshi Yoroizukaブランドを立ち上げたのは2002年。現在では国内に次の4店舗、いずれも関東圏です。

  • 東京(京橋エドグラン)
  • ミッドタウン(東京ミッドタウン・イースト)
  • アトリエ(杉並区上高井戸ミュージックハイツ)
  • 一夜城Yoroizuka Farm(小田原市早川)

「使用する食材はすべて自分で作りたい」との思いから、日本の小田原(一夜城のこと)と南米のエクアドルに合計2つのファームを実現させたようです。
エクアドルでは2014年に初収穫を迎え、現在は自身のファームで得たカカオと日本の厳選素材を利用して美味しい商品を作っているようです。

何を買ったの?

デッパッタについて

アムールのカタログに「定番になりつつある”出っ張った”見た目のパウンドケーキ」と書かれるほど馴染み深くなってきたデッパッタ。

箱にはサイン付きで頂きました。断面を見るとプレーンな部分とチョコ色をした2層が見て取れます。使用するカカオは当然Farmから取れたものです。カタログでは苺も含まれているようですが、そちらは感じませんでした。
内部には時々ゴロッとしたチョコが入っており、食べ進めていっても飽きないようになっていました。

私の記憶が正しければ、2021年のデッパッタには中心部分にイチゴチョコが棒状に入っていたはずです。

デッパッタの由来

出っ張った形をしているからデッパッタ。ただそれだけなのですが、実はこれにはシェフの遊び心満載なのです。このカタカナのシリーズは小山氏(パティシエ・エス・コヤマ)のヘッコンダから始まっているのです。

  • ヘッコンダ(PATISSIER eS KOYAMA・テリーヌ)
  • デッパッタ(Toshi Yoroizuka・パウンドケーキ)
  • マッタイラ(CLUB HARIE・ケーキ)
  • トンガッタ(FORTISSIMO H・ケーキ)

ちなみにマッタイラの商品紹介には、「先輩シェフが手掛けるお菓子にインスピレーションを受け」と書いてあるところがポイントです。見つけたときは思わず笑ってしまいました。

さて、仲の良いシェフは、ここに柴田氏を合わせて5人のようです。まとめてみましょう。

  • 辻口博啓(アッシュチョコレートワールド)
  • 小山進(パティシエ・エス・コヤマ)
  • 柴田武(シェ・シバタ)
  • 鎧塚俊彦(トシ・ヨロイヅカ)
  • 山本隆夫(クラブハリエ)

列挙するとよく分かるのですが、めちゃくちゃ豪華メンバーです。アムールに向けて「なんか5人でやろうぜー」的なノリでバナナスイーツを出品することになったのですが、それをアムールが大きく取り上げたことに5人は驚いていたようです(アムールのインスタライブにて)。
そんな軽いノリで始まったようですが、ちゃんとそれ用のロゴマークまで作っているところに本気度を勝手に感じています。

そんなカタカナシリーズですが、次は柴田氏の番かな?

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